サオリ編②
通っていた時期にサオリの誕生日がありました。
その直前に私が男3人で西の方に旅行に行ったので、お土産兼誕生日プレゼントで日付け入りのキーホルダーと名産ぽいあぶらとり紙をプレゼントしました。
その日は確か最後までいましたね。
金額は覚えていませんが、2〜3万位だったと思います。
その時はフィリピンパブなんてそこしか知らなかったし、店の子の誕生日もサオリしかなかったので何も感じなかったですが、誕生日なのにパーティ的なものはなく、サオリの客も私一人でした。
私も下心があったわけでは無いのですが、サオリからも店終わったら飲みに行こうと言われたのでラストまでいました。
しかし、フィリピーナのコミュニティではよくあるみたいですが、彼女達は仲の良い年上の人をお姉さん。年下の子を妹と呼んでいます。
誕生日の時は、たまたま隣の席にいた子がいわゆるサオリのお姉さんでした。
けっこう騒がしくて、ノリノリのいわゆるフィリピーナっぽいフィリピーナでした。
私とサオリが店のあと飲みに行くという話を聞いて、自分と自分の客も一緒に行くと半ば強引に割って入ってきました。
正直、私はお姉さんが苦手だったので、一緒に行くなら俺は帰るよと伝えると、どうやら2人だけで行きたいから断ってると思われたらしく、しつこく誘われ、さらにまだ2人は早いでしょ(何が?)とまくしたてられました。
結局、私とサオリ、お姉さんとその客の4人で近くの黒人のボーイがいるバーに行きました。
バーには行ったものの、サオリも疲れが溜まっていたらしくウーロン茶のみ。私も元々飲まないのでウーロン茶。
お姉さんとその客はバドワイザーを飲んでましたね。
サオリは疲れているにも関わらず、歩く時は基本腕を組んだり肩を組んだりとずっとべったり。
バーでも、やれ「眠く無いか?」とか「付き合わせてごめんね」とか気にしてくれてました。
そのバーに1時間位いたでしょうか。
まあ、蓋を開けてみればお姉さんが飲み足りなかったので私達3人とも付き合わされたような感じでしたね。
バーを出てから、私は次の日が平日という事もあり、彼女達と別れて一人帰宅しました。
つづく