ミカ①
おはようございます。
続きを書きます。
奇しくも初めて会ったのがミカの誕生日パーティというファーストインプレッションから数週間が経ちました。
その間に実はある事に気付いたのです。
珍しくハイテンションで踊っていた松山さんを写した写メ。
その後ろにミカが写り込んでいたんです。
その写メを見て再確認。
やっぱかわええ❤️
しかし、ラッキーパンチで得た写メなだけで、特になにも意識せずおりました。
そんなある日の夜に安藤さんから電話が。
出ると向こうがやたらと騒がしい。
どうやらパンダで1人で飲んでいるとの事。
そこで私にお誘いの電話でした。
しかし、当の私はローリーショックから立ち直っておらず、また、女にがっついてもおりませんでしたのでお断りしました。
そして数日後の夜にまた安藤さんから電話がありました。
また1人でパンダで飲んでいるので来ないか?と。
これも丁重にお断り申し上げました。
そして風呂に入り、夕食を食べてさあテレビでも見ながらまったりするかと思ったところで安藤さんから再度の電話。
またまたお誘いでした。
しかも今度は同日に2回目のお誘い。
前の記事でも書きましたが、この安藤さん非常に寂しん坊さんです。
私のお断りに諦めきれず再度誘ってきたのでした。
しかもどうやらその時ヘルプでミカもついていたららしく、電話を代わられました。
「どうも〜ミカです。安藤さんは他の子指名だから私さみしいよ〜。あなた来ないの〜?」と。
まあ正直可愛い子でしたし、あの子とイチャつけるならという淡い期待、それに安藤さんは仮にも先輩です。
一度は断ったものの、今回も断れば3回目のお断りになります。
そこまで誘われて断るほど私は人付き合いが下手ではありません。
半ば渋々行く事にしました。
その日は平日という事もあり、客もまばらでした。
ざっと席を見回すと安藤さんがお気にの子といちゃいちゃしている所を発見。
とりあえず安藤さんに挨拶し、適度な距離を置いて着席しました。
するとママが来て指名ありますか?と。
ここで後に知る事になるミカの性格の片鱗が垣間見えました。
安藤さんからの電話でミカとも話し、ミカにもこれから行くよと伝えておりました。
つまりミカは自分と安藤さんが呼んだから来たという事は認識していた筈です。
であれば、何も言わなくても指名はミカであり、ママも私もそこに異論は唱えません。
しかしミカはがっついてグイグイ席に来たりはしませんでした。
後に知りますが、本当は客なんか欲しくてしょうがなかった筈ですが、気を遣う事とプライドと相まって、自分からは来ませんでした。
ま、そんな事当時の私はよく知らずにこういうもんだと認識しておりました。
ママに指名はミカで、と伝えるとウェイティングしていたミカはすぐに席に来ました。
近くで見るとやっぱり可愛いな。
この子とイチャつけるならラッキーかも🎶
などと内心浮かれていました。
しかし、元々私は人見知りです。あまり自分から軽いボディータッチも出来ません。
以前のサオリの時も向こうからどうぞ的な動きがあっての太ももタッチでしたから。
しかし、当時の私は知っているフィリピーナはサオリとサオリの仲の良かったお姉さんのみ。
それにネット等で見るフィリピーナはだいたいどの記事でも明るくてボディータッチガンガン的なイメージでしたから、ミカにも同じように思っておりました。
しかし、ミカは全くボディータッチもしません。勿論私にも誘いません。
指名は嬉しかったと思います。
でも彼女の両手は自分の足元で組んだまま。
特別に甘えたりいちゃついたりは一切なく、ただただ話していました。
彼女はお母さんと暮らしている。
家も割と近い(実は店より私の家の方が近いという)
年はこの前の誕生日で30になった。
そんな自己紹介的な話もそこそこに
最初に挨拶した時の話になりました。
彼女の印象は「まあ来ないだろうな」だったそうです。
つまり期待してなかったと言っておりました。
で、私も調子よく「こんな可愛い子なら来ちゃうよ〜」なんて軽口を叩いておりました。
話は男女関係の話に。
実際私はかなり前にお付き合いしていた人はいましたが、付き合って数ヶ月で自然消滅して以来、10年以上特定の彼女はいませんでした。
しかし、そんな事言ったら引かれるかな?と思って軽い嘘をつきました。
3年前位に別れてから彼女いないよ、と。
すると彼女も、そうなんだ〜、私も3年位かな、と。
そこで特に突っ込んだりもしなかったので、普通に彼氏だと思っていました。
そして彼女はボソッと独り言のように「もう男はいらないな〜」
この一言が私に彼女を信用させました。
考えてみてください。
新しい客を掴みました。
これからどのように来るかも、どんな目的で来るかもわかりません。
しかも飲み屋ですよ?
惚れさせるのが一番に決まってます。
なのに男いらない発言。
しかも、「あ、言っちゃった」的な顔して。
おそらく本音だったのでしょう。
率直にこの子は嘘は下手だなと思いました。
そんな話をしながら、その日は一時間いた所で安藤さんも程よく満足したようでしたので2人で帰りました。
ここまでボディースキンシップなし!
ま、可愛かったらからいいか、程度で帰路につきました。
つづく